2005年04月30日

底辺なもの24 ご近所づきあい

さて、今日は私のご近所さんについて書こうと思います。

私がここに引っ越して来たのは今年の2月。

この地域に住もうと思ったのは
仲良しの底辺ズ仲間が棲息している、ということと
前住んでいたところに比べて
わたしがよく出没する恵比寿やら青山まで交通の便が良いっていうのが
最たる理由です。

やはり底辺ズたるもの、週末の過ごし方を中心に
住まいを考える。もちろん職場にだってそこそこ近いですけど。

一応会社員を4年やってて、
独身で好きなようにお金が使えるありがたい状態ですから
住まいもさすがに学生時代と代わり映えの無い1Kっていうのは
どうだろう。とおもい、
1DKの物件を探しておりました。

どっこい、これが全く見つからず、
家賃に10万円以上もかけるほどの収入もないわたしが
あきらめかけたそのとき。

たまたま入った小さな不動産屋さんのおばあちゃん(齢70歳)が
「これなんかいいんじゃない?」と手書きの間取り図を持ってきました。

聞けば不動産屋さんと仲良しの大家さんで
つい最近部屋が空いたばかりなのだとか。

わたしの苦しい懐事情を察してか、
家賃は言い値でどうにかなるらしい。
間取りも1DK。もうこれは乗るしかありません。

行ってみると大家さんの家に隣接、というか同じ1軒屋の屋根の下。
1階に一部屋、2階に一部屋で住人は2人というアパートです。

東京のマンション住まいも良いですけど
田舎の実家にいた頃を思わせる閑静な住宅地に安心感を覚えて
1階だったのですけれども即決してしまいました。

大家さんは一人暮らしの70歳のおばあちゃん。
でも独り身(独身で通したのかはわからないですが、お子さんはいないようです)なので
とても若々しい。
週末はいつもお友達がやってきたりおでかけしたり、
それはもう楽しそうです。

上に住んでいるのは33歳のキレイな女性でフジイさんと言います。
とてもではないですが、33歳には見えないくらいで
わたしと同い年っていっても全然通用しそうな方です。

これまた独身なのですけど
表参道というおしゃれゾーンに勤務されていたり
わたしと同じ県出身なのだそうで、かなりグッとくるものがあります。

このおばあちゃんが面白い方で、
せっかくご縁があってひとつところに住む事になったのだから
仲良く楽しくしましょうね、ってことで
半年に一度くらいは、2人の住人+大家さん+大家さんの姪御さんの
4人で近所に食事に行くのが常となっているようです。

そして新しい住人となったわたしの歓迎、ということで
少し遅くはありますが先日食事会が催されました。

実を言うとですね、わたしは人付き合いってものが苦手で
会社の宴会なんかもできれば行きたくないし
仲の良い友達と会う以外には
他の人に干渉されたくないっていう嫌なタイプの人間でして。

正直この部屋に引っ越してくるのも
大家さんが隣に住んでて、いろいろうるさく言われたりするなんて
耐えられないな…とか思っていたのです。

それに輪をかけてこのお食事会。
少し不安でもありました。
こんな底辺ズなわたしがちゃんと理解されるのであろうかと。

結果的に言えば、そんな不安はすぐに払拭されました。

聞けば姪御さんも40代独身@麻布十番在住。
聞こえは良くありませんが、要は世に言う負け犬3人+負け犬予備軍1人の
お食事会だったわけです。

おしゃれとか、都会的、というよりは
この東京のド真ん中にあって下町的な雰囲気のプンプンする界隈ですけれども
おいしい焼き鳥屋さんでたらふくごちそうになりました。

フジイさんは実にお酒が強くて
ここに住んで7年目なのだそうですが
近所のたいていの居酒屋は制覇しているというツワモノ。

姪御さんは麻布十番に住んでいるけど
よく大家さんの家に遊びに来て、
大家さんのためによく近所のグルメナビをかって出ているのだとか。
お酒も強いしタバコも大好き、
姉御肌のすてきな方です。

まぁとにかく、これまでには接した事のない雰囲気っていいますか。
まさか東京での一人暮らしでそんな出会いがあるとは思いませんでしたよ…。

なんだか家族のように迎えてもらえて、
楽しく過ごしました。

そういえば家賃は引き落としでも良いのですけど
月に一度くらい会話するのもいいわね、ってことで
家賃はお隣の大家さんのところまで現金を持って行きます。
そしてお野菜とかミカンとかをごろごろいただくことも
しばしばです。

ほんとうに東京でしょうかここは。

いろんな話をしたけど
大家さんのひとことがとても印象に残っています。
「あんたねぇ、人生一回っきりしかないんだから、
 好きな風にすりゃぁいいのよ、楽しまなきゃ損よぉ」
誰に言われるよりも、70年も生きてきたおばあちゃんが言うんだから
説得力あります。

最近の女性が結婚したがらない、
子どもを産みたがらないっていうことにも
おそらく大家さんと同世代の方ならお説教のひとつもされそうなものですが
この方は「自分が食べていける稼ぎがあるんだったら別にいいんじゃない」と
サラリと言ってのける。

別に結婚とか焦っている訳でもなく
できないならできないでいいよなーと常々思っているのですが
ますます勇気づけられました。
現にそうして生きている人が目の前に3人もいるのです。
ビバ底辺ズ!

今日はゴミを捨てに出ると大家さんが家の前を掃除していて
庭に植えてあるいろんな植物について
教えていただきました。

わたしは植物の名前とか全然知らなくて
お恥ずかしい限りなのですが
わたしの底辺ズ生活も何かちょっとずつ変わって行くかもしれないなぁ、と
そんな予感に満ちているGWです。

今日は友達と4月にできたばかりのカフェ(底辺なもの16 カフェ参照)に
再び行く事になっております。
めざせ常連さん!

新しい出会い、なんだかわくわくしますね。
posted by 底辺ズ隊員 at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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