2005年07月13日

底辺なもの57 ヒトラー 最期の12日間

最近映画館で映画を見ていないなぁ、と思ったら
友人cinematicが見たい映画があるってんで
同行する事に。

見たのは「ヒトラー 最後の12日間」

公開されるらしい、っていうくらいの情報しか知らなくて
いつから、どこで公開されるってのも知らなかったのですが
「ヒトラー」っていう言葉を聞くと
なんとなく触手が伸びちゃうんですよね。

いつか「わが闘争」を読んでみたいと思う
危険な底辺ズ。

高校の終わりくらいから
大学の1年の頃にかけて、なぜかヒトラー関連の本を
読みあさっていました。
もうあんまり記憶に無いけど…

まだ私が世間知らずの陸上バカな高校生だったころ。

私のひとつ上の兄の同級生で
天才的に頭のいい男の子が最近ハマってる読書テーマが
「第三帝国の興亡」という話が
なぜか我が家の食卓にのぼり、
なんだかものすごく違う世界過ぎて
めちゃくちゃかっこええ!!と思ってしまったのですねわたくし。

今から思うとその天才少年も危険人物だけどな…

それから運良く大学に入学した私は
猛烈にヒマな時間を過ごしつつ、
ヒトラーをはじめ、それはそれはヘビーなテーマにのめり込みました。
今強烈に覚えているのはエイズの発祥についてとか
エボラウイルスの発祥とかの医学的生物学的な本だったり。
やはり大学ですからそれなりにいろんな雑誌とか文献がそろってますしね。

そういえば大学で取っていた講義(しかも必修)の中には
世界の学術雑誌をあさって、自分の決めたテーマについて
トコトン思うまま調べてこい!っていう無謀な授業がありました。
どんなに調べていっても教授にトコトンダメだしされて
それはヘコんだものでしたけれども、
今から思えばかなり面白い演習の授業でした。

あんなに知的好奇心のおもむくまま、
また図書館にこもってみたいなぁ…

話がそれたついでに、
私の幼い頃の話をすると。

小学生の頃はかなりオタク体質で、
図書室で興味ありそうな創作モノは読んだなぁ、と思った私は
とあるドキュメンタリーシリーズの本にのめり込みました。
テーマは第2次世界大戦。
生々しい写真とか証言とか満載。
今から思い出してみても、刺激がかなり強く、
小学生が読んでよかったのかどうかよく分かりません。

そんなわけで、
幼い頃必要以上にサイパンなんかの南の島だったり
沖縄の悲劇を知ってしまい、
恐怖が刷り込まれていてですね…

今ではリゾート!なんて張り切って行く人がよくいますけれど
私にはどうしても南の島っていうとつらい映像しか出てこず…
そんなところで遊ぶ気にはとってもなれなかったり。
うん、日本人としてやっぱりできないな。
思わぬ弊害。

まあそんな気質がまだまだ残っていたのか
懲りたと思っていた戦争ネタでも海外なら大丈夫なのか
ヒトラーとヒトラーを取り巻く人々にも強烈に興味が湧いた時期があったのです。


学生の頃、ドイツ近代史の授業を教養で取った事がある程度で、
文献を読みあさったというわけではないですから
専門的に知識があるわけでもないです。
ただ、登場人物になんとなくのイメージがあったり
それぞれの役割がなんとなく分かってたりっていう程度。

だから、今回の映画の予備知識として足りるかどうか分からないけど
とりあえず見てみたい、と思いました。

映画は実際にヒトラーの秘書として働いていた女性が
ヒトラーの最期の時間について証言したものを
再現したというものでした。

内容はヒトラーの最期、と同時に
ナチスという一つの組織が崩壊して行くさまを描く…というようなことが
フライヤーにも書かれていましたけれども
まさにその通りで、
ベルリンが攻められる、
それを阻止できなかったナチス。
そして実は組織が深く浸食され内部崩壊していた事を
最期の最期になって知るヒトラー。

どうしてもユダヤ人虐殺をした組織とは思えない
そのあまりにももろく、
そして崩れ始めると崩壊のスピードが加速度的になっていく様子。

そこに描かれた人物のほとんどがもうこの世にいないこと、
つまりこれが事実だったのかどうかを、当事者の口から確かめる術が、
もうない、ということ。
その時間の長さに、なんとなく衝撃を受けました。

そして何より、
同じようなことが、この日本でも起こっていたであろうことに
映画の途中から気付いて、そのことに一番衝撃を受けました。

いや当たり前といえば当たり前なんですけど…。
日本の無条件降伏のウラでも、
幹部はきっと
同じような混乱と絶望の状態になっていたはずなんです。

まぁ微妙な問題かもしれないので
発言はこのくらいにして…

何が一番気になったって、
隣に座ってたヒゲもじゃで髪ボサボサの男の子が
めちゃくちゃおしゃれで細くて、
どうしても顔が見たかったんだけど
ヒゲが邪魔で素顔の見当がつかなかったこと(笑)

あと、ハーケンクロイツのバッジをつけて
きちんとスーツを着ている男性が後ろに座っていたこと…

シャレになってないですから!!
posted by 底辺ズ隊員 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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