2005年08月17日

底辺なもの67 三島由紀夫全戯曲上演プロジェクト!

最近書く時間がないというか、
書くテンションにならないというか、
とにかくダラダラしてますので
今日は涼しい会社のオフィスにて書いております。

FUJIのレポもあと1日分あるのですが、
どうも2週間も経った今では書く気にもならず(笑)
そのうち番外編ででも登場することと思います。

誰がいたっけなぁ…プライマルスクリーム、上原ひろみくらいしかもう記憶にないですが
…orz

さてFUJIが終って以来、
出費は抑えないとますます借金(カード支払)地獄になりそうなので
買い物は控えております。
底辺ズ的には我慢の月とでもいいましょうか。

なので、秋・冬モノの購入をしたい衝動に駆られてしまいます。
店頭にはおしゃれなロングブーツが並んでますし
(この前ヴィアバスで見た、グリーンのロングブーツがやばい!)
雑誌を開けばこれまた素敵なコートがわんさと載ってます。

今売ってるGINZAをコンビニで立ち読みしたのですが
いやー、見ごたえありました。
最近雑誌を全く見ていなかったというのもありますけれど
(おかげで全然洋服を買っていません…)

さてさて、今日のネタは久しぶりにお芝居です。

私は特にファンクラブに入るほど好きな俳優さんや
アーティストがいるわけではないのですが
イープラスとぴあのWeb会員になっております。

私が予めサイトに登録している俳優さんとかアーティストが
公演をする事が決まったら、メールでお知らせしてくれて、
プレオーダーっていうシステムにより
一般発売よりも一足はやく抽選に参加する事ができます。

(もちろんファンクラブとかの方が確実なんですけどね…
 でもこちらは無料なので愛用です)

もちろん抽選には落ちる事も多いんですけど
結構プレミアもののお芝居が当たったりすることもあるので
もう4年くらい愛用しています。

で。

この前、イープラスからこんなタイトルのメールが届きました。

e+★三島由紀夫全戯曲上演プロジェクト 第一回公演 東京公演 プレオーダー

なにぃー。

三島由紀夫…全戯曲…プロジェクト…

底辺ズ的アンテナがめっちゃ反応してしまいました。
会社で何気なくWebの画面を眺めていたのですが
思わず身を乗り出してしまいましたよ。ええ。

私と同様にこの手のものには同じように反応してしまうであろう
夏休み休暇中の友人Yに、ソッコーで連絡を取りました。
もちろん行く!との返事。

そしてサイトのリンクをたどっていくと、
どうやら公演場所は国立博物館らしい。

国立博物館@たぶん上野にお芝居ができるような場所があるっていうだけでも
驚いてしまうのですけれども
普通の舞台でないところが(当日は舞台になるんでしょうけど…)
またオツではないですか。ニクいねぇ。。

三島由紀夫の戯曲って、実際にまだ見た事がないんですけど
このプロジェクトのサイトを見ていると、
現代の人たちに、三島の残した戯曲の世界を広く知ってもらいたい、
演劇離れをどうにかしたい、っていう熱い思いが伝わって来て、
「離れるもんですかっ」という気持ちにさえなります。

今後上演される予定の演目もズラリとかなりの数がならんでいて、
第一回から全部みたい、みたい、みたい…と切に願っています。

ああ、プレオーダー当たってくれるかなぁ…。


三島由紀夫は、本でしか読んだ事がなくて、
それも金閣寺とか、そのあたりの有名なのしか知らないんですけども。

大正〜昭和初期〜戦後にかけて、っていうんですかね。
このあたりの文化って、すごく興味があったりします。


私が大好きな美輪明宏氏が
「戦争が日本の素晴らしい文化を焼きつくした」みたいなことを
良く言っていますが、当然ながら
焼きつくされて、さらにアメリカの文化に侵された?日本文化しか知らない私には、
その時代の書物なり映画などを通してしかその頃をしのぶことができません。

で、
そんな時代に生きた作家の戯曲がいろいろやるってんですからね。
これは見逃せません。


少しでも古き良き日本文化に触れ、
少しでもその伝播の役に立てればと、勝手に思っている底辺ズなのでした。


興味のある方はこちらへ。
posted by 底辺ズ隊員 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(1) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月05日

底辺なもの41 初オペラ鑑賞

今日は予定通り、「椿姫」見に行ってきました。

私の友人が、会社の優待で
通常12000円の席が5000円!っていう抽選に当たったらしく
それは行かねばならんだろうってことで
普段は全く聴かないクラシックではありますが、
行って参りました。

「文化的刺激にお金を惜しまない」

これは私の東京生活において
絶対にはずせないツボなのです。

というわけで、場所は東京ドームのすぐそばの
文京シビックホール。

文京区ってすごいお金持ちなんでしょうか、
すごくゴージャスなホールはあるわ、その横に区役所が入ってるわ…

そういえば東京の区役所って、どこもすごい建物です。
前に住んでた墨田区の区役所も、
すごい高層ビルだったような気が…
(住民票とかは1階だから他のフロアはわかんないけど)
今住んでるところの区役所も、
割とデカい建物だしキレイだし、
高額な住民税搾取してるだけのことはあるなと。

(もうちょっと便利なところにあると嬉しいんだが…
 あともっと住民税を住民に還元して欲しい…)

まぁそんな話はおいといて、オペラですよオペラ。

椿姫って話は、前に美輪明宏の舞台を見た事があって、
ストーリーは知っていたのですが…

今回のは日本人のキャストがイタリア語で歌い、
字幕が舞台の両サイドの電光掲示板に表示されるっていうものだったんです。

きっとイタリア語がわかれば、もっと楽しめるんでしょうけどね…

舞台はいろんなのを見に行った事がありますが、
字幕付きのは初めてでした。
でもまぁそれもすぐに慣れて、
席も一階の真ん中といういい席で、楽しめましたよかなり。

そういえば「Bravo!!」っていうかけ声も聴いちゃいましたよ。
ブラボー!じゃなくてどっちかっていうとブラーヴォ!ってな感じです。
ちょっと発見。本場で聴いてみたいなぁ。

ストーリーを知っていたとはいえ、
舞台のはセリフも日本語だったしかなり脚色してあったようで
実際の歌劇になるとストーリーというか歌詞がシンプル。
わかりやすいし、きっとオペラ入門編な人にはうってつけだと思います。

今までクラシックは、
ちゃんとお金を払って行くってことをしたことがなかったんですが
(なんかタダ券もらった、とかならありますけど)
今回行ってみて発見した事がひとつあります。

普通のお芝居との違い。

以前にも、カーテンコールが好きっていうことを書いた事がありますけど
お芝居だと、割と役者さんが素に戻るんですね。
「うわぁっ、こんなにたくさん来ていただいて、こんなに拍手していただいて、
 嬉しいですっ」みたいな、
見ているこっちまで嬉しくなっちゃうくらい幸せそうで、
この表情を見るのがとても好きなのです。

だがしかし、今日のオペラは違いました。
クラシックの方というのは、奥ゆかしいのでしょうか、
そういう慣習なのでしょうか、わかりませんけれども、
その役の表情を崩さないのですね。

少し遠かったのでわかりませんが、
そこまで大きく表情とか仕草が変わらないし、
強いて言えば、外国人の指揮者の方が
嬉しそうに真ん中でニコニコしてたくらいなもんで。

お国柄の違いでしょうか…

まぁそれが今日の新たなる発見でした。

あと底辺ズ的に特筆すべきはファッション。

オペラ観に行くファッションっていうのもよくわかんなくてですね。
(なんせ一般ピーポー、(死語…悲)ハイソな世界には縁がありませんから)

どんな服着ていけばいいかわかんないですよね?ね?

黒のチューブトップに黒のカーディガン、
黒の薄手膝下丈スカートに黒のスパッツにうすピンクのヒール靴、
(スパッツはやめた方がいいかなと思ったんですが、
 そのままナマ足だと、あまりにもパーティぽくて気がひけたので
 カジュアルダウン)
そしてグレーのスカーフっていう黒ずくめ、
フランスのなんちゃって女優気取りファッションででかけたのですが。

髪も斜め後ろでまとめて、気分はすっかりキャリー・ブラッドショー@SATC♪
…いやいやオペラです、目的はオペラ。

ちなみにこのコーディネート考えるのに小1時間悩み、
友人との待ち合わせの時間に30分遅れちまいました。

行ってみると、昼間の回ということもあって、
割と普段着の人もいたり、結婚式的なファッションをした人もいたり。

でも私のような若めの人がそもそも少なくてですね、
今後の参考になりそうなオペラ鑑賞ファッションの方にはついぞ会えませんでした。

どう考えても私の今日のファッションが正しい鑑賞服だとは思えないんですが。
何かマナーとかあるんだったらとても知りたいです…

平均年齢が高い分、ハイソなマダム的な人がいたり
定年退職した感じの老夫婦が一緒に見に来ていたり、
今までとはまた違う世界を垣間見たような気がいたします。

音楽とファッションの2本立て、いつになく長く書いてしまいました…

ちなみに帰りに麻布十番のカフェに寄ったら
夏の野外フェス特集のフリーペーパーが置いてあって、
去年のFUJIの模様だったり、他のフェスの模様だったり…

蘇る感動。

他にも野外フェスグッズ!ってことで
キャンプグッズとかいろいろ載ってました。


私としてはポンチョとか完全防水のジャケット&パンツがどうしても欲しい。
でもたっっかいんだよなー。

…近日購入の予感。危険。
posted by 底辺ズ隊員 at 00:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月26日

底辺なもの21 市役所前のキス

昨日は脱線事故のニュースにクギ付けになっており
NHKのフランス語会話もそっちのけでブログの更新どころではありませんでした。

そして今朝は出勤の電車に乗るのが憂鬱で。
もし山手線であんなことになったらどうなっちゃうんだろう…とか
考えつつも、でも乗らないと移動手段が無いので
乗るしかないのがサラリーマンの悲しいところです。

まだ幼い頃、京都の福知山というところに住んでいた事があるのですが
今回の事故は福知山線、ということで驚きました。
事故があったのは尼崎の方なので離れているとはいえ
知っている地名が繰り返しテレビから聞こえてくるのは
ほんとうに気持ちがざわざわします。

学生時代の友人も西日本に比較的多いので
亡くなった方の名簿なんか流れると、祈るような気持ちで
テレビを見つめてしまいます。
被害に遭われた方には、ほんとうに何と言えば良いのか…。

明日は我が身とはいえ、自衛策は何も無いんだな、
こういう可能性もあることを覚悟しておかなければならんのだなと
不安をかきたてられるばかりです。

さて、今日はそんな重い気持ちながらも
ネットでみつけたとあるニュースの話題。

あるカメラマンの署名入り写真が
2000万円で落札されたというニュースでした。

「市役所前のキス」という写真をご存知でしょうか。
恵比寿の東京都写真美術館の大きな壁に、
有名なキャパの写真と並んでいる写真です。↓
doi_01.jpg

東京都写真美術館は一時期めちゃくちゃ通っていた事があります。

というのも、写真美術館の中には映画が上映されるホールがあって、
そこは古いイタリア映画の特集上映だったり
マニアックなドキュメンタリーだったり、
もうそこらへんの映画館ではなかなか見られないようなセレクトの
映画が多いので、つい足を運んでしまうわけです。

写真美術館の「市役所前のキス」は、大きな壁いっぱいに
キスをするふたりが描かれているわけですけれども
私はどういうわけかこの写真がめちゃくちゃ好きです。

この写真が取られたのは50年以上前のパリ市内。
パリって言うところは昔も今も変わらずおしゃれな街なのですが
それが一目でわかる写真です。
まぁ映画のようなドラマチックな一瞬。

細かいところをみると。
男の人のマフラー使いだったり、仕立ての良いスーツ、
丈夫そうな鞄、持ち物のひとつひとつがとても上質上品なところも
お気に入りなところです。

そしてなんといっても
パリの空気がそのまま切り取られたような写真に、
何度見てもクギ付けになってしまいます。

パリという街が、いかに風景の変わらない街なのかというのが
よくわかります。50年前の写真とは思えないくらい変わらない。
何百年も前からあの風景で、これからもずっとあのままで
パリの人々を見守り続けるであろう建物の佇まいに
ため息が出てしまいます。

実際にパリに旅行に行ってみたとき、
あまりにも街が歴史そのもので驚くばかりでしたけれども
何が良かったってその街の風景となっているパリのひとたち。

午前中からクレープ屋でシードルをカパカパと飲み干す
陽気なおっさん連中がいたり、
かと思えば高そうなスーツに身を包んだ、
それこそ「市役所前のキス」の紳士のようなビジネスマンが
颯爽と歩いていたり。
(いやもう、後ろをついていきそうになりましたよ…)
タバコの火持ってる?なんて気軽に聞いてくる女子学生。
イラク戦争の開戦のニュースに釘付けで
いくら声をかけても聞いてくれない、
仕事をサボりまくりなホテルのオーナー。
(そんな時期に旅行に行ったわたしもアホですけども)

メガネの本を探している私(アホ丸出しの英語しか話せない)を
「このマドモワゼルのために探してあげてー」と
満面の笑顔で英語の話せるイケメン店員さんを呼んで来てくれた本屋のおばちゃん。
(うーむ。マドモワゼルって呼ばれる年じゃないよな…
 ちょっと情けない)

どれもこれも、一見冷たそうなパリの人々の
日常生活を垣間みることのできる、
小さくはあるがドラマチックな一瞬一瞬で、
思い出すだけでわくわく。これぞ旅行の楽しみですよね。

まぁそんなパリの思い出を呼び起こしてくれる写真でもあります。

ニュースにはその写真のモデルだという方の写真が載っていました。
20050426-00000092-kyodo-soci-thum-000.jpg
こんなおばあちゃんになっちゃったのね…と、
時間の流れを感じずにはいられません(;_;)


それでも変わらないパリの街。
次に行くときにはもっと話したり読んだりできるようになっていたい!ということで
今日ははりきってフランス語会話のテキスト5月号を入手しました。
そしてテレビ録画用のDVD-RWもビックカメラで購入。
もうちょっと生活に余裕があればフランス語を習いにでも行きたいところです。

英語でなくフランス語でパリを堪能する。
言葉の壁がなくなれば、また違った楽しみ方ができる!と信じて
今日もひとり「ぼんじゅ?ぼんそわ?」とつぶやく底辺ズでした。
posted by 底辺ズ隊員 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月11日

底辺なもの12 お芝居

今日は、友人の知り合いの方が出演しているお芝居を見てきました。

というわけで今日はお芝居、観劇について書こうと思います。

観劇は、例によって「文化的なもの」のひとつですから
見たい!と思うものはとりあえずチケットの抽選に応募してみたり
そうやってお金をつぎこんでは極貧生活を送った事もありました…
社会人なのに極貧ってどうでしょう…

でも最初に見たのは、
テレビに見ているような芸能人が出演している作品ではなく、
同じ大学、学部の先輩が(ちなみに大学は某地方の大学です)
東京で旗揚げしたという劇団を、
友人に誘われて見に行った作品です。

何が魅力的かというと
普段の役者さんと、舞台の上のギャップ。

出演していたのは
それほど知っている人ではなかったのですが
でも素顔を知っているのと知らないのとでは大きく違います。

もう汗とかツバが見えちゃうくらいの
狭い空間での上演ばかりで、
吉祥寺だか阿佐ヶ谷だかのビルの一角にあるちいさな空間で
ギュウギュウ詰めで見るんですけれども
そのマニアック感がたまらなくて、何度か見に行きました。

演劇というのは、月並みですが
映画とは違って何のフィルターも通さずに
役者の作り出す生の世界を観客と共有する、ということが
魅力なのだと思いますが、
その距離が特に近い、小劇場での上演は、まさに異空間、
非日常を味わうにはもってこいの空間です。


それからしばらくして、
比較的大きな劇場での作品も見に行くようになりました。
ハマったのがケラリーノ・サンドロヴィッチ。
前述の大学の先輩たちの劇団も
ケラリーノサンドロヴィッチの劇団「NYLON100℃」に
ゆかりのある劇団だったということもあったのですが、
その面白さや演技、まさに非日常の空間が広がっています。

嫌な事もすべて忘れて、観劇に没頭してしまう
ケラワールドのあのしあわせな空間、
まだ経験されていない方にはぜひおすすめしたいところです。

さらに衝撃的だったのは、
最近は何かとテレビでよくみかけるようになった
美輪明宏主演「椿姫」。

もともと学生の頃から美輪明宏と瀬戸内寂聴っていう二大文化人が
私は大好きで、いたく影響を受けているんですけども
(今もテレビ出てますね…)
昨年、念願の生美輪明宏を見る事ができました。

これまたチケットが取れないわ高いわで、苦労したんですけども…。

話の内容も感動的だったのですが、
何がすごかったって、上に書いたように素顔と舞台上でのギャップ。

お芝居が終わると大抵カーテンコールってものがあるんですが
(そういえばカーテンコールがないお芝居見た事あります…これは衝撃でした!
 前述の寺山修司直系の劇団のお芝居でしたけども)
そのときには、どんな役者も役柄という仮面をはずして、
素に戻る訳です。たぶん。

そしてその瞬間というのが、うまく文章にできないんですけども
なんだかすごく瑞々しいというか、
ああ、この人はあんな役をしていたけどもこんな人なんだ!と
端的に垣間みれる瞬間でもあります。

で、美輪明宏の舞台の話に戻りますが、
この素の美輪明宏っていうのがおそるべし、と言いますか、
舞台にカーテンコールで戻って来た瞬間に
文字通り「ぶわわっ」と涙が出て来て止まらなくなってしまったのです。
言っておきますが、
私は間違っても映画とかお芝居を見て
泣いてしまうようなことはまずないんですよ…。

そのとき美輪さんは
客席全体を包み込むように腕を広げて、
ゆっくりとお辞儀をしただけなんですけども
(決して精神的に病んでいたわけでもないはずなんですが)

「そのままでいい、あなたの思う道をゆきなさい」

という啓示のような言葉が、じわじわーっと伝わって来たのです。
今から思うと、きっとそれを誰かに
言って欲しかっただけなのかなーとも思いますが…

お芝居のストーリーとは関係なく、
その美輪さんのオーラ、存在感に圧倒されたというのか
なんだかすごい波動がズババッと伝わって来たと言うか、
それはすさまじい経験でした。
いまでも強烈に覚えています。

大げさな話ではなく、現人神っていう言葉が
頭に浮かびました。

超能力とかあんまり信じないんですけど
この人は別格だなぁ…私は完全に美輪信者ですね。

そんなわけで、実際のお芝居よりも、
素の美輪明宏の姿の方がインパクトがあったという経験以来、
今でもお芝居を見に行くと、
カーテンコールの瞬間がやっぱりお気に入りだったりします。
(役者の皆さん、ちゃんとお芝居も楽しんでいますので
 どうかどうか誤解のないように…)

さてさて、次回見に行きたいのは
これまた寺山修司にゆかりのある
三上博史主演の「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」。
チケット取れるかなー。。
↓若かりし日の美輪明宏。美しい!
mw9.jpg
posted by 底辺ズ隊員 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月05日

底辺なもの7 ドラクロワ

さて、今日は人物について書いてみようと思います。

テーマは「ユージェーヌ・ドラクロワ」。
(Euge`ne Delacroix 1798〜1863)
彼の描いた、よく美術の教科書に載っている
「民衆を率いる自由の女神」はあまりにも有名です。

私は今までに二回しか海外旅行に行った事がないのですが、
そのどちらも目的地はパリでした。
しかもどちらも一人旅。

最初の旅の目的は
「フランスの眼鏡屋巡り」だったのですが
(この頃は眼鏡にはまりまくってたので…)
とりあえずパリに来たんだから
一通り観光もした方がいいのかなーと、
ルーブル美術館に立ち寄ったのが運命の分かれ道。

ひととおりサモトラケのニケやらミロのビーナス、
モナリザなど有名どころは見たし、あとは何だろなーと
歩いていたところに、
とある絵に釘付けになってしまいました。
↓これです。(記念すべき初画像ファイル)
orpheline.jpg

それはドラクロワの「墓場の孤児」という絵。

そこはドラクロワの絵ばかり集めてあるフロアの一角で、
他にもドラクロワの絵がたくさんあるのに
私が心奪われたのはその絵だけでした。

そこに描かれた女性の
強く生きる大きな瞳から目を離せなくなってしまい、
30分くらいその絵の前で動けなくなったのです。

その背景が墓場だ、ということも
帰国して画集を見た後に気づいたほど、
この絵の瞳しか見ていませんでした。
それほどに魅力的な瞳をしているのです。

(残念ながらどうしても本とかで見ると
 その瞳の力強さが伝わらないんですが…)

なんでこの時、この絵にそんなにひかれたのか、
理由はよくわかりません。

まぁともかく、
西洋美術に関する知識なんて皆無に等しいのに
なんだかそんな衝撃的な絵を描いた人物の事を
いろいろ知りたくなって、そのあとすぐ予定を変更して
近くにあるドラクロワ美術館に足を運びました。

大作はルーブルやその他世界中の美術館に展示されていますが
ここは彼のアトリエとして使われた場所でもあり、
(私が思い込んでいるだけ?確かそんなだったような…
 詳しい方いたら教えてください)
彼の使ったものやデッサンなどが中心に展示されている
小さな美術館です。
当然ルーブルみたいな日本語のガイドもありません。

ただ、ドラクロワという人がここにいた、
この紙の上でペンを走らせていた、という事実、
あの「墓場の孤児」につながるものがあるのだと思うと
それだけで感動してしまうのでした。

ただ、その時には彼の人生がどんなものだったのか、
(書いてあってもフランス語ばっかりだったし…)
全くわかっていませんでした。

そして帰ってから読んだのが
平野啓一郎「葬送」。
これは本屋に行って見てみるとわかるんですが、
上下巻ある相当分厚いハードカバーの本です。

実は分厚い本って言うのが私は好きで
話の内容はともかく即刻買ってしまうのですが
平野啓一郎という作家の作品は、
私には難しく感じて、
そんなことはめったにないのですが
めずらしく三分の一くらい読んだ後には
部屋の隅に追いやられていました。

でもフランスから帰って、
よく考えたらこの本はドラクロワとその友人ショパンが
題材ではないか!ということで
ドラクロワのことを知りたい一心で
一気に読了。

実際にはショパンが主人公のような印象なんですが、
その周りの友人やショパンとドラクロワの友情はもちろん
日々の生活も細かに描写されており、
創作とはいえ私に刺激と充足感を与えるには
十分な本でした。

それ以来、上野の国立西洋美術館にあるドラクロワの絵を見に
仕事が休みの日に、何度か足を運んでみたりしています。
(企画展とは違う常設のフロアなので、いつも空いています)

そのうち美術史をちゃんと勉強してもう一度パリに行きたいなぁ…
そして絵の説明書き(フランス語)を読みたいなぁ…と
密かな野望(小さいな)を抱いています。
そのためにはお金は惜しまないぞ、という決意を込めて
底辺なものとして書いてみた次第です。

そういえば横浜でルーブル展が始まりますね。
ドラクロワの作品もくるんでしょうか…

面白くない話になってしまいましたけれども、
それというのもNHK教育のフランス語講座(今日が今年度最初)を
いきなり見逃してしまったショックが少なからず影響しているように
思います。

再放送はちゃんと録画しよっと。
posted by 底辺ズ隊員 at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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